V-UNION 襲来
はじめに
8月20日にとうとう「スペシャルカードセット ミュウツーV-UNION」・「スペシャルカードセット ゲッコウガV-UNION」・「スペシャルカードセット ザシアンV-UNION」が発売されました。
いずれのV-UNIONポケモンもHPが300を超える強力なカードです。
ワザのダメージもミュウツーV-UNIONのコストなしの打点300点ワザファイナルバーン、ゲッコウガV-UNIONの相手ベンチに100点ずつ与えるたつまきしゅりけん、ザシアンV-UNIONのどんなVMAXも1激で倒すマスターブレードを持っており、どのV-UNIONポケモンもとても強力です。
ただ、V-UNIONポケモンはたねポケモンでもなく、進化ポケモンでもないので、これまでの方法では場に出すことができません。
V-UNIONポケモンを構成する4枚のカードをトラッシュに送り、トラッシュから場に出す必要があります。
V-UNIONポケモンはワザに必要なエネルギーも多いので、できるだけバトルの序盤で場に出したいです。
ここからはV-UNIONポケモンのカードをどうやってトラッシュに送るかを考えていきましょう。
その1:バーネット博士の採用
バーネット博士
自分の山札から好きなカードを2枚まで選び、トラッシュできるカードです。
スタンダードレギュレーションでは山札から直接カードをトラッシュに送れる唯一のカードです。
ただ問題もあります。
バーネット博士を使ってしまうと、その番は別のサポートカードを使えません。
エースであるV-UNIONポケモンを場に出すために、バーネット博士だけに頼ると2回も隙が生まれてしまいます。
バーネット博士はトラッシュを増やして、未来の戦力を拡充するカードといえますが、現在のアドバンテージを稼げないカードといえます。
できればバーネット博士に頼りすぎない構築が望ましいでしょう。
その2:冒険家の発見の採用
冒険家の発見
冒険家の発見はV-UNIONポケモンを含むVポケモンを手札に3枚も持ってこられるカードです。
3枚全てV-UNIONポケモンを持ってきて、デデンネGXの特性や博士の研究でトラッシュするもよし、V-UNIONポケモンとVMAXポケモンを同時に持ってきて一気に盤面を整えるのもよしと使い方に幅があるカードです。
その3:クイックボール・ポケモン通信の採用
クイックボール
クイックボールは手札を1枚トラッシュすることで、たねポケモンを手札に加える効果を持つグッズです。
手札にV-UNIONポケモンを持っていなければトラッシュに送ることができませんが、簡単に手札をトラッシュに送ることができるカードです。
グッズなので1度の番で何回でも使用することができます。
更に状況に合わせたたねポケモンを持ってくることで、アドバンテージを稼ぐことができます。
ポケモン通信
ポケモン通信は手札のポケモンを山札のポケモンと交換する効果があるグッズです。
クイックボールで持ってきたたねポケモンをV-UNIONポケモンに交換することで、2枚目のクイックボールやこの後に紹介するサポートカードにつなげることができます。
その4:ヒガナの決意・ヤローの採用
どちらも手札を2枚トラッシュすることで、カードを引くサポートカードです。
ヒガナの決意
ヒガナの決意は相手の場のポケモンの数だけカードを引けるためムゲンダイナVMAXが流行ると莫大なアドバンテージを得られます。
ヤロー
ヤローは相手の場に影響を受けずに手札を増やせます。
どちらも事前に手札にV-UNIONポケモンを用意する手間がありますが、バーネット博士と違い手札を増やせるという強力なアドバンテージがあります。
サポートは1度の番に1枚しか使えないため、状況に合わせて使い分けましょう。
その5:ピオニーの採用
ピオニー
手札を全てトラッシュするカードの中で変わり種を1枚紹介しておきましょう。
ピオニーです。
ピオニーは山札からトレーナーズを2枚手札に加える効果を持ったサポートです。
手札に沢山のV-UNIONポケモンが揃っていた時に、使うと効果絶大です。
持ってくるトレーナーズにロトムじてんしゃや博士の研究を持ってくれば、次のターンの立て直しも簡単です。
スーパーボールなどで3枚以上のV-UNIONポケモンが手札にあれば手札をすべて捨ててしまうピオニーはアドバンテージを取ることができます。
冒険家の発見などとも相性のいいカードですが、癖が強いので使いこなす自信のある方にお勧めです。
まとめ
ここまで見てきたように、V-UNIONポケモンは1度手札に加えてからトラッシュするのが現実的なようです。
V-UNIONポケモンは共通してワザのユニオンゲインでエネルギー加速ができるため、ヒガナの決意やピオニーで手札を確保しつつ、戦い続けられる戦法を意識しましょう。