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ポケモンカード

スカーレット&バイオレット(SV) 拡張パック

スカーレット&バイオレット(SV) 強化拡張パック

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スカーレット&バイオレット(SV) 構築デッキ

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XY・XY BREAK(XY) 拡張パック

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その他

デッキパーツ

カード種類別

タイプ別

レアリティ別

 

― 25分 ―

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2022年5月20日

はじめに

2019年ごろからポケモンカードの制限時間が従来の30分から25分に短縮されました。
最近始めた方にとっては、ポケモンカードの1試合の時間はと聞かれたら「25分」と即答される方も多いかと思います。
一方、友達同士で対戦を楽しむことが主で、初めてジムバトルに行ったら制限時間があって驚いたという方もいるかもしれません。
今日はそんな制限時間についてのお話です。

制限時間があるのはどうして

制限時間はジムバトルの段階から取り入れている店舗が多いですが、ジムバトルは時間制限なしで、シティリーグから制限時間を設けている店舗も存在します。
ではジムバトルと、シティリーグの違いは何でしょうか。
それは勝者を決めることが重要か否かです。
ジムバトルは順位をつけますが、極論すればジムバトルでの順位はその場だけのものです。
一方シティリーグなどではチャンピオンシップポイントがかかっているため、勝敗は長い目で見てもプレイヤー間の順位に影響してくるのです。
つまり、シティリーグ以上の大会は順位を競う真剣勝負のためにあるのです。

順位を決めるとなるとプレイヤー間で公平な勝負が行われるように注意しなければなりません。
一方のプレイヤーが他方のプレイヤーよりも極端に長く時間を使うことは問題です。
同じように対戦卓同士でも極端に使う時間に差があれば、それは公平とは言い難くなります。
制限時間は大会の全体の進行を行いやすくし、プレイヤー全体の公平さのためにあるのです。

極端な話ですが自分のターンを何十分も続けて勝利するデッキが過去には存在しました。

こういったタイプのデッキは時間さえあればほぼ確実に勝利を決められてしまうため、ルールの時点で制限時間などで縛ることによりデッキ構築を制限させる必要がありました。
例として挙げたカードはそれでも当時のスタンダードレギュレーションで活躍してしまったため、現在のエクストラレギュレーションでは何らかの規制を受けているカードもあります。

25分で対戦を終わらせるべき理由

対戦が制限時間内で終わらなかった場合、シティリーグ予選では両者敗北となります。
この場合勝ち点は両方のプレイヤーに入らないためお互いに損をします。
これを防ぐために勝ち目の薄いプレイヤーが投了を宣言することもできます。
投了をした場合、勝ち点がもらえないことに変わりはありませんが、オポネントというざっくり説明すると「どれだけ強い相手と戦ったか」という数値が上昇するため、最終的な順位が両者敗北になった時よりも高くなる可能性があります。
目の前の相手に投了したくないという理由で、自分の順位を下げてしまう方が時たまいらっしゃいますが、あまり良い選択とは言えないでしょう。

また、そもそも対戦中に長考をしすぎたり集中力を欠いたりして25分内に対戦を終える努力が足りないプレイヤーも見受けられます。
両者敗北や投了は自分と対戦相手双方に不利益をもたらす可能性が高いため、対戦中は時間を常に意識しましょう。

対戦を25分に収める工夫

自分のデッキの動き方をよく把握し、特に序盤のデッキの動きを迷いなく進められるようにしましょう。
今のポケモンカードでは、序盤は自分が完成させたい盤面に向けて、カードを並べる展開になることが多いです。
この時、あらかじめ自分が目指す盤面を思い浮かべて、そこに至るまでの流れを実際にカードを使って練習しておきましょう。
俗に一人回しとも言いますが、これを行うことで序盤のプレイに迷いがなくなり終盤に時間を残すことができます。
序盤は相手の展開も始まっておらず選択肢が少ないので、有効な練習法になります。練習を繰り返すことが時間短縮につながり、ひいては強さにもつながるのです。

自分のデッキは時間がかかると自覚がある場合は、特に練習が必須です。

まとめ

ポケモンカードは年齢層が厚いカードゲームです。
そのため初心者に対して上級者が速すぎるプレイをしてしまい、対戦がかえって止まってしまう場面をよく見ます。
反対に稀ではありますが、真剣勝負の場にそうとは知らずに初心者が入ってしまい遅すぎるプレイでトラブルになるのを見ることがあります。
その大会に制限時間が設定されているか否かは、参加するプレイヤーのレベルの目安でもあるのです。 ルールとマナーを守って楽しくプレイしましょう。

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