かがやく選択
はじめに
最も新しいルールを持ったポケモン、かがやくポケモンが登場してからかなりの年月が流れました。
各拡張パックで数種類ずつ登場したかがやくポケモンは、現在13種類となりその効果は多岐に渡っています。
かがやくポケモンはそのルールによってデッキに入れられる枚数が1枚と決まっています。
当然かがやくポケモン同士を同じデッキに入れることもできないため、どんなに優秀なかがやくポケモンでも、デッキごとに相性の良い1枚を選ばなければなりません。
今回はかがやくポケモンを比較検討して、それぞれのかがやくポケモンの特徴に注目していきたいと思います。
特性かワザか
現在登場しているかがやくポケモンは13種、そのうち特性をもつポケモンは10種類います。
かがやくポケモンの強さは、どんなに強力な特性をもっているポケモンでも、たねポケモンとして場に出せることです。
特性は場に出すだけで働くことが多いため、場に出しやすいことは特性の働きやすさを左右します。
基本的にはかがやくポケモンの中でも、特性をもつポケモンの方が活躍しやすいことになります。
ワザを持つポケモンはかがやくヒードラン 、かがやくハガネール 、かがやくイーブイ がいますがかがやくイーブイ以外はエネルギーの重さも目立ちます。
かがやくポケモンのルールの都合上、同じポケモンで後続を用意できないことも手伝い、戦略の立て方が非常に難しくなってしまっています。
これらのポケモンはフィニッシャーとして利用するなど通常とは異なった立ち位置で運用することになるでしょう。
では、特性をもつポケモンを見て行きましょう。
特性には大きく分けて2種類が存在し、「1回使える」のように使用を宣言して使う能動的なタイプと、「いるかぎり」のように場に存在するだけで効果が発動する受動的なタイプです。
前者はかがやくゲッコウガ 、かがやくカメックス 、かがやくフシギバナ 、かがやくフーディン 、かがやくアマージョ がいます。
後者はかがやくルチャブル 、かがやくヒスイオオニューラ 、かがやくサーナイト 、かがやくリザードン 、かがやくジラーチ がいます。
宣言して使う能動的な特性はグッズを使うような感覚で使えるので、比較的コントロールしやすいです。
一方受動的で常に発揮されている特性はタイミングを逃したり使い忘れたりすることはありませんが、相手に依存してしまいやすいという特徴があります。
よく使われるカード➀:かがやくサーナイト
かがやくサーナイトはVポケモンから受けるダメージを-20する非常に強力な特性をもっています。
登場当初からヌメルゴンVSTAR デッキなどで使われていましたが、多くのデッキにおいて実質ポケモンのHPを20増やすことに繋がるため、280点をコンスタントにたたき出してくるギラティナVSTAR などに対して行動回数を増やす形で対抗できるのは非常に相性の良い点です。
似たような効果を持つかがやくアマージョはVポケモン以外にも有効ですが、回復であるためサーナイトには可能な行動回数を増やすという役割が果たせないことがあります。
受動的な特性をもつかがやくポケモンのエース格だといえるでしょう。
よく使われるカード➁:かがやくゲッコウガ
水デッキではワザも優秀ですが、特性のおかげでギラティナVSTARデッキ、ダークライVSTAR デッキなどで幅広く活躍しています。
エネルギー1枚を2ドローに変えることができるため、デッキの回転力が弱いデッキ、エネルギーが多くなるデッキ、トラッシュからエネルギーを回収するデッキと非常に相性がよく、どれか1つでも当てはまる場合はこのかがやくゲッコウガが採用されています。
現在かがやくポケモンの中ではもっとも使われており、能動的に特性を使うカード中でも不動のエースです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
かがやくポケモンは数が増えてきており、選択肢も広がってまいりました。
しかし、現状では一部の人気のカードに需要が集中していることも確かです。
普段使われていないかがやくポケモンの意外な使い方を発見して、ライバルに差をつけるのも面白いでしょうし、定番のカードの使い方を磨くことも大切だと思います。