検証!ルギアVSTAR!
はじめに
拡張パックパラダイムトリガーの登場と同時にあるカードが彗星の如く環境を席巻しました。ルギアVSTARです。
発売日にはルギアVのスペシャルアートがとんでもない値段で取引され、話題になりましたが、高いカードにはそれなりの理由があることが多いです。
今回はルギアというポケモンのネームバリュー、イラストの綺麗さ、そして進化先のルギアVSTARの強さがその理由でした。
早速、私もルギアVSTARデッキを組んでみましたので、一緒に見て行きましょう。
デッキの紹介
ルギアVSTRAの強さは、そのVSTARパワーアッセンブルスターによるところが大きいです。
ルギアVSTARだけが場にいる状態から、アーケオスやビーダルといった強力な特性をもつポケモンを展開できるのは魅力的です。
特にアーケオスは正規の手段で場に出すことが難しいため、ルギアVSTARとはセットで使われることが想定されています。
反面ルギアVSTARはアーケオスを2体同時に場に出すことができるため、1ターンで4枚もの特殊エネルギーを山札から供給する体制の構築も可能になります。
このデッキでは15枚の特殊エネルギーを採用していますが、これらを手張りだけでなく、アーケオスの特性プライマルターボによって山札から直接分配していくことが基本戦術になります。
終盤でフィニッシャーとなることが期待できる、かがやくリザードンやイベルタルはアーケオスによってオーロラエネルギーやヒート炎エネルギーをつけることになります。
これらのエネルギーは終盤まで温存したいため、マリィで山札の中に戻しながら戦いましょう。
イベルタルはエネルギーが重たいですが、ジュラルドンVMAXのようにこのデッキで突破できない相手を突破できるため是非1枚加えておきたいカードですね。
さて、肝心のルギアVSTARですが、アッセンブルスターを使った後はこのデッキの主軸となって戦う役目があります。
パワフル無色エネルギーとこだわりベルトによって、イマイチ決定力に欠けてしまう打点を補って前線で戦います。
ルギアで戦いながら後半にかがやくリザードンやイベルタルを用意していく流れが基本です。
工夫
ルギアデッキを使う中で毎回工夫しなければならないのはトラッシュに確実にアーケオスなどの進化ポケモンを送り込むことです。
2ターン目にルギアVSTARを用意してアッセンブルスターを使わないと、今の環境ではスピード的に出遅れてしまうため、この段階までにアーケオスをトラッシュに確実に送り込んでおきたいです。
まずアーケオスを手札に持ってくるためにしんかのおこうを使いましょう。
手札までアーケオスを持ってくれば、各種ボールやセレナでアーケオスをトラッシュしてしまえばOKです。
1ターン目に後攻を取れているのであれば、ルギアVのワザかぜよみでドローに変換してしまってもよいかもしれません。
弱点
このデッキの弱点は、まずほとんどのキーカードが雷弱点で統一されてしまっていることです。
Vガードエネルギーなどが役割を果たせなくなってしまうので、ノコッチのふしぎなすあなで対策しましょう。
他にもルギアVSTARの打点がイマイチ伸びないことなども弱点として挙げられるため、一度倒したVポケモンやVSTARポケモンの進化前をやまびこホーンで呼び戻して戦うなど工夫をしましょう。
ただ、どうしようもない弱点もあります。それはアーケオスを出す手段がアッセンブルスターしかないことです。
一度場に出したアーケオスを倒されると立て直す手段がないため、アッセンブルスターを使った後はスピード勝負になります。
相手がボスの指令を使う前に勝負を決めましょう。
逆に言えばルギアデッキを相手にする場合セレナばかり採用していると、アーケオスを倒す手段を無くし、反撃の手段を1つ逃す可能性があります。
またビーダルをアッセンブルスターの対象に選んだ場合、アーケオスが1体しか場にいない状況が生まれますので、より勝負にスピード感が求められます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
組み合わせる特殊エネルギーによってルギアデッキは様々な形に姿を変えます。
ルギアVSTARとアーケオスのコンビに様々な特殊エネルギーが加わることで、このデッキは変幻自在に形を変えます。