トリプレットビート注目カード
はじめに
スカーレット・バイオレットシリーズ初の強化拡張パックが発売されました。
御三家の最終進化系の3匹がトップを飾る充実したラインナップですね。
ソード・シールドシリーズの頃と異なり、強化拡張パックも通常通りの定価で、5枚入りの構成に変更となっため、手に入れやすくなりそうですね。
今回は収録されているカードと相性の良いカードを見て行きたいと思います。
新弾のカード&相性の良いカード
マスカーニャex
特性ブーケマジックに大きな特徴があります。
手札の基本草エネルギーをトラッシュすることで、相手のベンチポケモンにダメカンを3個乗せる効果を持っています。
XYシリーズのゲッコウガと似た使用感になるのではないでしょうか。
この特性の特徴として、番の途中でもサイドを取ることができる可能性があることが挙げられるでしょう。
前の番にあと一歩届かなかったポケモンや、かがやくフーディンの特性ペインスプーンと併せた利用で、自身の番が進行しているうちにサイドを取り、手札を充実させることができます。
通常のポケモンカードにはない動きですので、戦術の幅が広がります。
また、ワザスクラッチネイルも相手にダメカンが乗っていることが条件になるためあなぬけのヒモ、ボスの指令などと併せることでいきなり220ダメージを叩き出すことも可能です。
火力が低いマスカーニャexですが、現在の環境はロストバレットがとても多いため、それらに強く出られる特性をもつこのカードが活躍する舞台は整いつつあります。
さて相性のいいカードですが、かがやくフーディンの他には、
マスカーニャを場に出すときに特性でサポートできる特性ひだまりのこうらをもつハヤシガメや、マスカーニャexの耐久力をあげられる特性みなぎるせんりつをもつコロトック、
ダブルターボエネルギーで起動できるマスカーニャexの回復を担当できるモミ、
追加ターンを期待できるワザヨガループがマスカーニャexの特性と相性がいいチャーレムVなどがあります。
耐久型を目指すのならコロトックやモミ、連続ターンを目指すならかがやくフーディンやチャーレムVを中心にデッキを組むとよいでしょう。
パルデアドオーex
特性どくのぬまちが強力です。スタジアムが出ているなら、相手のバトルポケモンをどくにしてしまえるので、状態異常を絡めた戦術に発展させやすくなります。
例えば、この戦法は同じような特性どくだまりをもっていたダストダスでも見られましたが、あらかじめ相手のポケモンをどくにしておき、アローララッタのワザいかりのまえばを使います。
相手のポケモンはどくのダメージによって気絶してしまうのでどんなポケモンでも1ターンで倒してしまうという戦法です。
アローララッタにエネルギーをつけることは難しいですが、大技として狙ってみるのは面白いでしょう。
進化前のパルデアウパーもスタジアムを持ってくる珍しいワザすみかをさがすを持っていますね。
クラベル
ウツギ博士のレクチャーを合体させてアレンジしたようなカードが登場しました。
HP120以下のたねポケモンを手札に加えられる強力な展開札です。
現状、手札にたねポケモンを持ってくる手段は多いとは言えないため、このカードの採用率はかなり高くなるのではないでしょうか。
特にロストゾーンを絡ませるデッキはほとんどのカードがHP120以下で構成されているため、発動する機会多いかもしれません。
ボウルタウン
たねポケモンを場に出せるスタジアムです。お互いに展開を早くしてしまいますが、進化中心のデッキには貴重な展開札になると考えられます。
まとめ
ポケモンカードには定期的に登場するテキストがあり、過去に同様のテキストで流行ったカードを調べると、カードごとの相性がおおむね予想できます。
皆さんも新しいカードと過去のカードを比べて、さらにポケモンカードへの理解を深めて行ってください。