ボスから守るプリンセスカーテン

はじめに

みなさん、こんにちは。３月に入り暖かい日も増えてきました。
ポケカは楽しんでいますでしょうか。
私はリモートポケカで友達と楽しいポケカライフを送っております！
今回は、先日発売した強化拡張パック「バトルリージョン」から、あるポケモンについて考えていきたいと思います。

ディアンシー

今回考えていくのはこのポケモン

そう、ディアンシーです。
空気中の炭素を圧縮してたくさんのダイヤを一瞬で生み出すそうですよ…。
え…大金持ｔ…。
ごめんなさい、欲望がむき出しでした。

性能を見ていきましょう。
ディアンシーは超タイプのたねポケモンで、HPが90です。
レベルボールで簡単に持ってくることができるのが優秀です。
特性が非常に強力です。
特性「プリンセスカーテン」は、このポケモンがバトル場にいるかぎり、自分のベンチのたねポケモン全員は、相手が手札からサポートを出して使ったとき、その効果を受けない効果があります。
これは、簡単に言うと、このポケモンがバトル場にいると、ベンチのたねポケモンはサポート「ボスの指令」でバトル場に呼び出されない、ということです。

「ボスの指令」は、相手のベンチポケモンとバトルポケモンを入れ替える、とても強力なサポートカードです。
相手がベンチで育てているポケモンVなどを、呼び出して倒してしまうと、一気に対戦のペースをつかむことができます。

たねポケモン限定ではありますが、そんな勝敗を大きく左右する「ボスの指令」からベンチを守ることができるので、安心してベンチのポケモンを育成することができます。


ワザは、無色エネルギーひとつで使える「スパイクドロー」。
20ダメージを与えながら山札を２枚引くことができます。
ベンチを育成しながら、攻撃をし、さらに山札を引くことができるとは、なんて有能なポケモンでしょうか。

相棒はモルペコV

そんなディアンシーの相棒としてモルペコVが人気です。
どうしてなのでしょうか。

「エレキホイール」は【雷雷無】で使えるワザで、150ダメージを与え、エネルギーを１枚トラッシュした後、ベンチポケモンと入れ替わることができます。

以前はこの「エレキホイール」でベンチの「リーリエのピッピ人形」と入れ替わる型が主流でしたが、「ボスの指令」でベンチのモルペコを呼ばれ、倒されてしまうことが多々ありました。
しかし、今回の主役ディアンシーと入れ替わることで、ベンチのモルペコは「ボスの指令」で呼ばれることはなくなったので、相手はバトル場のディアンシーを攻撃せざるを得なくなりました。
こちらは、ポケモンVで攻撃し続けることができるのに対して、相手は非Vポケモンであるディアンシーにしか攻撃ができない状態になるので、サイドレースがとても有利になりますね。

相性の良いカード

ディアンシー＆モルペコと相性の良いカードを見ていきましょう。

こだわりベルト

おなじみ「こだわりベルト」です。
エレキホイールの威力が180となり、ポケモンVMAX相手でも２回で倒すことができるようになります。

モココ

特性「エレキダイナモ」は、エレキホイールでトラッシュした雷エネルギーをリサイクルすることができます。

モココは進化ポケモンなので、ディアンシーの「プリンセスカーテン」で守ることができないので注意です。
モココが倒されても動けるように、モココに依存しすぎない立ち回りが大切になります。

頂への雪道

「プリンセスカーテン」はサポートの効果を受けなくするだけなので、「ボスの指令」から守ることはできますが、ブラッキーVMAXの「ダークシグナル」やリーフィアVSTARの「アイビースター」といった特性でベンチポケモンを呼び出す効果は防ぐことができません。

スタジアム「頂への雪道」そは、のような特性を消すことができます。 「嵐の山脈」との選択になりそうです

ライチュウV

この型は、ディアンシーが倒され続けても、エネルギーは場から減らないため、モココの「エレキダイナモ」と手貼りでエネルギーを場に貯め続けることができます。
後半、ライチュウVのワザ「ダイナミックスパーク」がとんでもない威力になります。
「エレキダイナモ」と手貼りですぐ起動できる強みもあります。

デンリュウ

攻撃はほぼモルペコで行うため、特性「ミラクルボディ」のミルタンクを出されると一気にできることがなくなってしまう可能性があります。

相手がふいに出してきたミルタンクに対して、こちらはモココを進化させて「ライトニングボール」で倒していくことができます。
相手のミルタンクの攻撃では一撃で倒されないので、ミルタンクの連投もゆるしません。

レスキューキャリー・クララ

バトル場で倒されたディアンシーを回収するだけでなく、「ボスの指令」で呼ばれて倒されてしまったモココとメリープを一気に回収し、再び準備することもできます。
「クララ」だと、序盤でトラッシュしてしまったライチュウVやデンリュウまで回収することができます。

弱点

ディアンシーの「プリンセスカーテン」は非常に強力ですが、弱点もあります。

「あなぬけのヒモ」がそのひとつです。

ディアンシーが「あなぬけのヒモ」でバトル場から離れさせられると、プリンセスカーテンの効果がなくなり、「ボスの指令」が通るようになってしまいます。 ベンチにもう一体ディアンシーを出しておくことで、「あなぬけのヒモ」の対策をしておくことも大切です。

現環境、採用率はそこまで高くはありませんが、「ポケモンキャッチャー」や「クロススイッチャー」なども同様に弱点といえます。
ふいに飛んできた際に立て直せるような立ち回りが大切です。

まとめ

今回は、ディアンシー、そしてその相棒モルペコVについて考えてきました。
私も実際に使ってみましたがとても強かったです！
モココを使わず「キバナ」などでエネルギーを加速していく型もありますので、いろいろ試してみてください！