箱の中身はなんだろな?
はじめに
みなさんこんにちは!
もうすぐ6月になります。気温も上がってきて、夏を感じる日が増えてきました。
さて、いきなりですが、『立ち入り禁止』や『触れてはいけません』なんて注意書きを見たことはあると思いますが、みなさんどうでしょう?
『入るな』と言われれば入りたくなるし、『触るな』と言われれば触りたくなりませんか?
私はいい大人なので、『入るな』と言われれば入りませんし、『触るな』と言われれば触りませんが、心のどこかではウズウズしていないとは言い切れません。
今回は、『絶対に開けてはいけない箱』のお話です。
災いの箱
「災いの箱」は強化拡張パック『ダークファンタズマ』に収録されているポケモンのどうぐです。
このカードをつけている「ポケモンV」のHPがまんたんの状態で、相手のポケモンからワザのダメージを受けてきぜつしたとき、ワザを使ったポケモンにダメカンを8個のせる効果があります。
『絶対に開けるな!』と言われているにも関わらず、パカッと開けちゃってダメカン8個乗っちゃうポケモン、なんだか可愛いですね…(笑)
さて、なんだかおもしろい効果ですね。クロバットVやネオラントVといった負け筋になるポケモンVに持たせることで、倒されにくくしたり、相手にとって倒さないといけないポケモンVに持たせることで、ダメカン8個分のダメージソースとしたり、使い方は様々ですね。
条件として、「ポケモンV」のHPがまんたんの状態で、相手のポケモンからワザのダメージを受けてきぜつする必要があります。
つまり、HPが多いポケモンVMAXやVSTAR、耐久よりのポケモンVには向かない道具と言えます。
どのようなポケモンに持たせればよいのでしょうか?
考えていきましょう。
相性の良いポケモン
ザシアンV
Vポケモンで破格の攻撃力を持つザシアンVにはピッタリのどうぐですね。
ワザ「ブレイブキャリバー」で230ダメージを与えておくと、次の相手のターンに一撃で倒されたとしても「災いの箱」の効果でダメカンが8個乗るため、合計310ダメージとなり、ミュウVMAXや、「大きなおまもり」を持ったパルキア、アルセウスも倒すことができます。
同様に、あらかじめ「災いの箱」でダメカン8個を乗せておくと、次の番のブレイブキャリバーで倒すことができます。
後続のザシアンは、ジラーチVの特性「ねがいのかけはし」で簡単に育成ができます。
このジラーチにも「災いの箱」を持たせるのがよいですね。
ヤミラミV
ワザ「マッドネイル」は10ダメージ+相手のバトルポケモンにのっているダメカンの数×60ダメージを与えることができます。
ガラルマタドガスやフーパで相手に少しダメージを与えて、「マッドネイル」で大ダメージを与えていくという戦い方が主流でしたが、基本的に相手を2回の攻撃で倒していくため、VMAXポケモン相手でないと、サイドレースで不利になることがありました。
「災いの箱」を持たせておくと、ヤミラミが倒されることで相手にダメカンが8個乗るため、次のヤミラミで再び大ダメージを狙っていくことが可能になりました。
ソーナンスV
ワザ「ふんばりがえし」は、おたがいのバトルポケモンにのっているダメカンを、すべてのせ替えるワザです。
ゲンガーの特性「ライフシェイカー」を使って、ソーナンスにダメカンを21個集めた後、HPが満タンの相手に対して「ふんばりがえしを」してしまいましょう。
相手に210ダメージを与えるのと同時に、ソーナンスに乗っているダメカンがなくなるため、「災いの箱」の発動条件も満たすことができます。
ガラルギャロップV
ワザ「リブラホーン」は、相手のバトルポケモンのHPを100にするワザです。
ガラルギャロップに「災いの箱」を持たせてリブラホーンを使い、次の相手のターンにガラルギャロップが倒されると、相手のHPは残り20になります。
そう、「20」になりますね…。
「20」だけ残すことで、いいこと、ありますよね…
まとめ
今回は絶対に開けてはいけない箱「災いの箱」について考えてきました。
80ダメージという絶妙なダメージ量、相手にすると非常に厄介なカードですね!
他にもいろいろ汎用性がありそうなので、みなさんも考えてみてくださいね!