スタートデッキ100
はじめに
今週末にスタートデッキ100が発売されます。
100種類の中身の異なるデッキがランダムに手に入る一大プロジェクトです。
更に新規収録のカードも複数種類登場します。
今回はその中からハイパーボールに注目していきましょう!
ハイパーボールとは
BW期に登場したボールカードの1枚で、手札2枚をトラッシュするという重いコストと引き換えにポケモンのカードをなんでも1枚持ってくることができるカードです。
これはこれまでたねポケモンにはクイックボール、進化ポケモンにはしんかのおこうと使い分けていたことを考えると革命的なことです。
ハイパーボールは、持ってくることができるカードに制約がないことから多くのトレーナーに愛用され、多くのデッキに4枚フル投入されていました。
今回のスタートデッキ100では2枚投入のデッキが多いようですが、中身が異なるデッキなので2つ買ってしまってハイパーボールを4枚揃えるのもよいでしょう。
それだけの価値があるカードです。
絵柄さえ気にしなければ、過去シリーズのハイパーボールも問題なく使えます。
過去シリーズでは構築済みスターターなどに4枚ずつ収録されていることが多かったので、シングル市場などは飽和しています。
安く手に入れることもできるでしょう。
ハイパーボールと相性のいいカード
ボールガイ
名前に「ボール」とつくカードを3種類持ってくるサポートカードです。
ハイパーボール、クイックボール、レベルボールの3種が山札に入るデッキで非常に強力です。
後攻1ターン目に使うことができれば、カード1枚から3枚のポケモンにつながり態勢を有利にすることができます。
手札の消費が気になるようでしたら、枚数を一部スーパーボールに回して、前半戦はハイパーボールで対応して、後半戦はスーパーボールで消費を抑えるという戦法もとれます。
クロバットV・コロトックV・カビゴン
クロバットVの特性ナイトアセット、コロットックVの特性エキサイトステージ、カビゴンの特性くいだめは、いずれも決まった枚数になるように手札を引く特性です。
このため、手札が特性に示された枚数以上では使用できなくなります。
ハイパーボールは手札に加えたポケモンをベンチに出せば最大で手札を3枚減らすことができるカードです。
クロバットVやカビゴンの特性を最大限に活かすことができるでしょう。
ゲノセクトV
ゲノセクトVの特性フュージョンシステムは同じ名前の特性を複数回使用することへの制限がありません。
ゲノセクトVの特性で引いたハイパーボールを使って手札を減らし、再度別のゲノセクトVの特性で手札を補充するという強力な戦術が取れます。
フュージョンデッキは実質強化されたとみていいでしょう。
コルニの気合い
コルニの気合いも強化されたカードです。 シンプルですが手札を減らす手段が増えたことで、望みのカードを引き当てる可能性を増やしやすくなりました。
モココ・メタルソーサー・キバナ・マリィのプライド
これらは全て、トラッシュからエネルギーをポケモンにつける効果を持ったカードです。
トラッシュにエネルギーカードがないと使うことができないので、トリガーになるエネルギーカードをトラッシュする手段とハイパーボールのコストを兼ねることができるので、非常に相性が良くなっています。
特にキバナは後半の効果に繋がるため、積極的にトラッシュを行いたい場面が多く優先度が高くなります。
ワタシラガ
モココやマリィのプライドをサポートするカードとして、エネルギーを手札に持ってくる特性わたはこびのワタシラガが挙げられます。
ハイパーボールのコストをワタシラガで持ってきたエネルギーカードで補い、それをモココやマリィのプライドで回収すれば無駄がありません。
まとめ
ハイパーボールは全てのデッキに必須級のカードになるだけではなく、一部のカードの実力をさらに引き出す可能性を持ったカードなのです。