オリジンディアルガとオリジンパルキア
はじめに
現在オリジンパルキアVSTARを中心としたデッキが活躍しています。
今回はそんなオリジンパルキアVSTARとそのライバルであり、こちらも現在活躍中であるオリジンディアルガVSTARに注目していきたいと思います。
オリジンディアルガVSTAR
現在VSTAR同士の戦いやVSTARとVMAXが対戦する場合は、攻撃を2回当てて相手を倒すことが一般的です。
これはVSTARのHPが280ほどあり、一撃できぜつさせることが難しいことにあります(例外はありますが、ここでは割愛します)。
オリジンディアルガVSTARの強さはVSTARパワー、スタークロノスによって番を2回行うことによって、攻撃を2回続けて行い相手を倒し切ってしまう動きができるところにあります。
また上ワザは、少ないエネルギーから起動できるメタルブラストで、こちらは自身についているエネルギーの数によって、ダメージが乗算されていく効果を持っています。
大型のポケモンに起こりがちなエネルギーが揃っていないから全く攻撃できないということが、オリジンディアルガVSTARでは起こりにくくなっているのです。
仮についているのがすべて鋼エネルギーとすると、1エネルギー80ダメージは破格です。
オリジンディアルガVSTARをサポートするカードはいくつか考えられますが、まずはドータクンが挙げられるでしょう。
ドータクンは特性メタルトランスによって場のエネルギーをディアルガに付け替えることができます。
これは場にディアルガが出る前からエネルギーを貯められることを意味し、ドータクンはゲーム全体で有利になれるサポーターだと言えます。
ドータクンが場にいる状態であれば、ザシアンVの特性ふとうのつるぎやメタルソーサーでベンチにためたエネルギーを一気にオリジンディアルガVSTARに集めて、スタークロノスやメタルブラストに繋げることができるでしょう。
オリジンパルキアVSTAR
現在のポケモンカードではジュラルドンVMAXのデッキのように特殊な例を除いて自分のベンチは最大限埋めてしまう人がほとんどです。
ベンチは次のバトルポケモンを育成したり、便利な特性をもったポケモンを並べておく非常に重要な場所です。
そのベンチを攻撃の手段に使うのがオリジンパルキアVSTARです。
パルキアのワザあくうのうねりは、お互いのベンチの数だけ攻撃力が上がる特殊な技です。
お互いにベンチが5匹ずつ埋まっていた場合ダメージは260となり、こだわりベルトをつけていれば、ほとんどの状況でVSTARポケモンを一撃できぜつさせてしまうことができます。
もちろんオリジンパルキアVSTARの強さは相手がベンチポケモンを出すかにかかっているとも言えますが、そもそもベンチは自分が有利になるようにポケモンを展開する場所です。
そこを使えば使うほど、相手のポケモンの攻撃が強力になってしまうという状況は対戦相手に強力なプレッシャーを与えます。
対戦相手はベンチポケモンを絞って不自由な戦いをするか、自分の展開を優先して速攻をかけるかの2択を迫られるのです。
オリジンパルキアVSTARがどんな相手に対しても強く出られるのは、このような理由があるのです。
またオリジンパルキアVSTARは、2種類のインテレオンと非常に相性のいいポケモンです。
自分のベンチを常にいっぱいにしておく、オリジンパルキアVSTARは、特性うらこうさくをもつジメレオンとインテレオンで山札を回転させていくデッキタイプにマッチしています。
インテレオンを回収ネットで回収し、メッソンをベンチに出しつつ、前の番から出していたメッソンをジメレオンに進化させ、特性うらこうさくでトレーナーズを手に入れる。
この動きで、ベンチのポケモンを絶やさないようにしながら、毎ターン状況に応じたトレーナーズを手に入れるのです。このため、サポートの採用枚数を少なくすることもでき、デッキの自由度が上がります。
クイックシューターのインテレオンは、ジメレオンから分岐させて進化させることで、こだわりベルト+最大攻撃力のあくうのうねりで倒しきれない、ミュウVMAXなどのVMAXポケモンなどをケアすることに使われます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
両デッキとも、今回紹介したのは一例で、まだまだ他のコンセプトや構築は存在します。
記事では扱い切れませんでしたが、オリジンディアルガVSTARとオリジンパルキアVSTARの構築を皆さんも探してみてください。