ロストゾーンとは
はじめに
『ロストアビス』からポケモンカードの場にロストゾーンが復活しました。
今回はそのロストゾーンに関するルールを復習していきたいと思います。
ロストゾーンに久しぶりに触れる人や、初めての人も一度目を通していってください。
ロストゾーンとは
ロストゾーンは自分のサイドの左側に存在し、カードの指示で「ロストゾーンにおく」とあった場合、指定されたカードをロストゾーンに送ります。
ロストゾーンに置かれたカードは対戦中、場、山札、手札、トラッシュに戻らず、使用できなくなります。
ロストゾーンに置かれたカードはお互いにいつでも確認することができます。
つまりロストゾーンにカードが送られると、そのカードは対戦が終わるまでは、一切ロストゾーンから動かせなくなります。
ふつうのつりざおやクララのように復帰させる効果を持ったカードもありません。
そのためプテラVSTARのようにランダムにカードをロストゾーンに置くカードを使う場合は、不慮の事故で使えないカードが生まれることを考慮すべきでしょう。
またマグカルゴやマフォクシーV、ギラティナVSTARのようにエネルギーをロストゾーンにおく効果を使った場合は、トラッシュからとは違い特性やグッズの効果で再利用することができないため、デッキの中のエネルギーの比重を高める必要があります。
ロストゾーンを利用するカード
ロストゾーンの枚数を参照するカードが登場しています。
グッズミラージュゲートは7枚以上で2枚のエネルギー加速、サポートメリッサは10枚以上で次の相手の番に受けるダメージを-120点するといういずれも破格の効果を持っているカードたちが登場しました。
ポケモンではヤミラミが超エネルギー1枚のワザロストマインで、ロストゾーンに10枚以上カードがあるときに12個のダメカンを好きなように載せるという面白い技を持っています。
また、ウッウは特性ロストプロバイドの効果で4枚以上ロストゾーンにカードがあるときにワザに必要なエネルギーがなくなります。
いずれも面白く、使いやすい効果です。
ロストゾーンを増やすカード
自発的にロストゾーンのカードを増やしてミラージュゲートやヤミラミを使いやすくするカードを紹介します。
先ずはロストスイーパーです。手札の不要なカード1枚をロストゾーンに置くことができます。
カードの種類を選ばずロストゾーンにカードを置ける貴重なカードです。
さらに場にあるポケモンのどうぐかスタジアムを1枚選んでロストゾーンに送ることができます。
一見デメリットだらけの行為になってしまいますが、自分のポケモンについているポケモンのどうぐや自分のスタジアムをロストゾーンに送ることで、ロストゾーンを利用するカードの発動条件を満たすこともできます。
続いてロストシティです。
きぜつしたポケモンのカードをロストゾーンにおくスタジアムです。
相手のポケモンをトラッシュから再利用させないことが主な役割ですが、自分のポケモンがきぜつしたときにロストゾーンを利用するカードの発動条件を満たし逆転に繋げることができます。
アクロマの実験も見て行きましょう。
山札を上から5枚見てそのうち3枚を手札に加え、残りの2枚をロストゾーンに送ります。
5枚の中からある程度選ぶことができるため、事故が起こりにくい形でロストゾーンにカードを送り、ロストゾーンを利用するカードの発動条件を満たすことができます。
最後にジュペッタを見て行きましょう。
特性にんぎょうくようによって、自身と進化前のカゲボウズをロストゾーンに送ることができます。
進化する手間が必要ですが、特性の効果でロストゾーンを利用するカードの発動条件を満たしたうえで、トラッシュのサポートを回収することができます。
例えば毎ターン、メリッサを回収するなどは強力な動きですよね。
まとめ
ロストゾーンによってポケモンカードはさらに新しい一面を見せ、より深みのあるゲームになっていくでしょう。
ルールや戦い方を確認して、ポケモンカードを楽しんでいきましょう。