スノーハザード・クレイバースト注目カード2
はじめに
強力な特性をもつカードが多い今回のパック、注目したいカードはまだまだあります。
前回の記事で紹介しきれなかったカードを引き続き紹介していきたいと思います。
それでは行ってみましょう。
フォレトスex
過去にトラッシュからエネルギーを加速する代わりに自身が気絶する特性エネエネボンバーを持つマルマインGXや、
同じく自身をきぜつさせる代わりに山札からエネルギー2枚を加速できる特性エネエネはつでんを持つマルマインのカードは登場していましたが、
山札からエネルギーを大量に加速できる特性は珍しいです。
フォレトスexの特性ばくれつエナジーは自身をきぜつさせる代わりに、山札から草エネルギーを5枚まで自分のポケモンに好きなようにつけることができます。
フォレトスex自身は1進化ポケモンなため準備に少々時間はかかりますが、2ターン目から5枚ものエネルギーを場に供給できることは自身のゲームテンポを大幅に上げることができます。
もちろんexポケモンであるフォレトスexはきぜつしてしまうと、相手にサイドを2枚とられてしまいますが、相手の場の準備ができていないうちからこちらが攻撃をはじめられるのは大きなメリットとなります。
チオンジェンex
ワザが強力なさいやくポケモンです。
チオンジェンexのワザむさぼるつたは相手のベンチポケモン1体に相手が取ったサイドの枚数×60ダメージを与えます。
必要なエネルギーは草草無の3エネルギーのため、簡単に撃つことはできませんが、条件が整えば、相手の場のポケモンのほとんどを射程圏内に収めることができるようになります。
相手が2枚ほどサイドを取っている状態であれば大体の非ルールポケモンを倒すことができるでしょう。
特に進化ポケモンのexポケモンは進化前のHPが低いことが多いので、ベンチにいる進化する前にむさぼるつたで倒してしまいましょう。
先述のフォレトスexとの相性も最高で、フォレトスexの特性ばくれつエナジーで相手にサイドを取ってもらいながら、チオンジェンexのワザに必要なエネルギーを集めることができます。
このカードを生かすためには、フォレトスexと組ませるのが最良でしょう。
イキリンコex
デデンネGXの調整版ともいえる効果の特性をもっています。
特性イキリテイクは自分の手札を全てトラッシュする代わりに、新たに山札を6枚引きます。
手札の不要なカードをトラッシュにおけるだけでなく、サポートの権利を温存したまま手札を入れ替えることができます。
サポートを使わずに山札を引ける効果が強いのは、キュワワ―を主体としたロストデッキが大きく流行ったことからも周知です。
ポケモンカードにおいては、サポート以外で山札を引く行為は基本的に強いと考えられます。
そのため、特性イキリテイクには自分の最初の番に1度しか使えないという制限がついています。
ワザのため速度は遅いですが、トラッシュしたエネルギーを2枚までベンチポケモンにつけることができる効果があります。
特性が使えなかった場合も、一応つぶしは効くカードデザインになっています。
ベラカス
ワザさいきのいのりがユニークです。
ワザのため奇襲には使えませんが、トラッシュよりポケモンを1体選択してベンチに出す効果を持っています。
この場合のポケモンに制限はないため、1進化ポケモン、2進化ポケモン、ルールを持ったポケモンなど、どんなポケモンでも呼び出すことができます。
強力な2進化ポケモンは多いため、1進化ポケモンやふしぎなアメを採用せずにベラカスでそれらのポケモンを場に出す方法を取るデッキも登場するかもしれません。
まとめ
今回も強力なカードが多かったですね。
今回のパックはデザイナーズコンボがいくつも仕込まれているように感じます。
今からどんなデッキが登場するのか楽しみですね。