手札を増やす方法―デカヌチャンexを考える―
はじめに
デカヌチャンexが活躍しそうな気配があります。
上ワザビッグハンマーがユニークです。自身の手札の枚数×30ダメージを与える豪快な技です。無色エネルギー2枚で使えるので、どんなデッキでも相性が良いですね。
手札の枚数×30なので、2進化exのHP320ラインも手札が11枚あれば突破することができます。
ということで、今回は実用性を一切考えずに(おいおい!)、ノリと勢いだけで、とにかく手札を増やせるデッキを考えてみたいと思います。
完全にノリで作ったデカヌチャンexデッキなので回るかどうかは一切保証できません。
手札を増やすカードの基準として
手札を増やす手段が豊富なポケモンカードですが、基準はあります。基本的に使い捨てのカードで構成されるトレーナーズの基準はネモになります。
この理論でトレーナーズの最大ドロー枚数を考えていくと、現レギュレーションではヒガナの決意が最大となります。
場のポケモン6匹に対して、ヒガナの決意自身の消費とコスト2枚で3枚のマイナス、したがって増える手札は3枚です。
意外とトレーナーズによって安定して手札を増やすことは難しいことが分かります。
博士の研究が使えれば楽ですが、手札をターンをまたいで増やすことができなくなってしまいます。
ここから導きだされる結論は、手札を増やす手段にトレーナーズ、特にサポートは適さないということです。
それならば特性を使った方が安定し、一定の手札の枚数を確保できます。
特性はたらくまえばを持つビーダルはあまりにも有名ですが、ここではあえてブロロロームを採用しました。
最高打点が異なることは非常に大きいです。
特性を使用した直後にビッグハンマーを宣言した場合、ビーダルでは150ダメージでいくつかのポケモンを仕留めそこなったり、確定2発に収められなかったりします。
その分ブロロームは手札にエネルギーがなければいけませんが、180ダメージを期待できます。倒せるポケモンの幅が大きく広がるのです。
さらに、エネルギーを多めにすることで以下3枚の強力な手札増強カードを採用することができます。
効率的に手札を増やすために
まずはエネルギー回収です。
グッズの中では珍しく手札を1枚増やすことができるカードです。ぜひとも採用しましょう。
デカヌチャンexへのエネルギー供給が追い付かなかったときなどにも役に立ちます。
続いておじょうさま。
このカードは条件が整った時のヒガナの決意と同等の3枚の手札を増やす効果が期待できます。
大量の基本エネルギーが必要ですが、それをもって余りある効果です。
最後にクララです。
特性をもったポケモンを多く採用するうえ、エネルギーも多いとなれば、このカードは最強の手札増強カードになりえます。驚異の4枚のカードをトラッシュから戻すことができます。
エネルギーをトラッシュするカードはこのような手札増強カードとシナジーがあります。
メタグロスもユニークなカードです。
通常のドローで引く必要がありますが、ベンチに出すことでカードを3枚引くことができます。
ベンチに出すカードなので手札の枚数は1枚減りますが、サポート権を使わずにネモと同等の効果を発揮できることは注目に値します。
これらのカードの効果を使ううちに、ブロロームの特性が働かなくなることが考えられたため、ナンジャモで手札リフレッシュの手段もアクセントとして加えています。
どうしてもキーカードが引けないときは選択肢に入れましょう。
まとめ
手札を増やすことのみに注力したデッキであるため、デカヌチャンexが場に出せず敗北してしまったり、狙いのポケモンを倒せずに負けてしまうこともあるでしょうが、とにかく手札が増えることは楽しいものです。
皆さんも是非デカヌチャンexデッキ考えてみてくださいね。