ポケモンジャパンチャンピオンシップス2023開幕
はじめに
来る6月10日、11日に国内最大のポケモンの大会ポケモンジャパンチャンピオンシップス2023が開幕いたします。
もちろんこの大会にはカードゲーム部門が存在し、東西の強豪プレイヤーが一堂に会します。
今年は幕張メッセで開催が予定されています。
参加できるのは、今回も抽選によって選ばれたプレイヤーのみですが、
「ポケモンカードゲーム チャンピオンズリーグ2023 横浜」、
「ポケモンカードゲーム チャンピオンズリーグ2023 京都」、
「ポケモンカードゲーム チャンピオンズリーグ2023 愛知」、
「ポケモンカードゲーム チャンピオンズリーグ2023 宮城」、
「ポケモンカードゲーム チャンピオンズリーグ2023 新潟」の5大会の最終順位上位者(人数はリーグによって異なります)と、
2023年5月19日時点のCSPランキング上位プレイヤーは抽選を優先的に通過できる仕組みになっています。
従って、今年一年間の日本国内で行われたポケモンカードの大会の上位成績者が一堂に会する舞台となるのです。
ただ、予選が始まってしまえばいつものチャンピオンリーグと変わらず、3敗を喫したプレイヤーから順にドロップしていく形式となるため、運よく抽選に当選した方も、有名プレイヤーに下剋上をしかけることができるかもしれません。
そんな夢のある大会ですが、予選は朝早くから(受付はマスターリーグの場合朝8時から)夜遅くまで(最終戦終了は19時の予定)、休憩もほぼない過酷な大会となりますので、
参加される方は体調管理を万全にして、水分補給、糖分の用意も万全にして臨んでください。
毎年この大会で体調を崩したという方に何度かお会いしています。
この大会で上位に入賞した場合世界大会への参加権が授与されることも大きなポイントです。
昨年は各リーグの上位8名(マスターのみ16名)にポケモンワールドチャンピオンシップス2022Day2出場権が授与されました。
事実上の予選免除の特権であり、これを目指してこの大会に臨む方も少なくありません。
ポケモンカードは今や世界共通の競技であり、世界中で遊ばれています。
その頂を目指す近道がポケモンジャパンチャンピオンシップスなのです。
さらに過去の実績を見ると各リーグ上位4名には俗にトラベルアワードと呼ばれる、ポケモンワールドチャンピオンシップス2022招待出場権も授与されています。
当然ながら世界大会は海外で行われることが多いですので現地へ行くまでの渡航費用も掛かります。
トラベルアワードは渡航費を大会運営側が負担してくれる。つまりタダで海外渡航ができる権利となります。
カードゲームでも極めれば海外旅行ができる、本当に夢のある話です。
過去の大会
さて、ここからは過去の大会の様子を振り返っていきましょう。
昨年のポケモンジャパンチャンピオンシップス2022ではジュニアリーグの優勝者とシニアリーグの優勝者は同型のデッキを使用していました。
オリジンパルキアVSTARデッキです。
特性うらこうさくをもつジメレオンやインテレオンを使い、デッキの中のトレーナーズを必要に応じてサーチして、
エースのオリジンパルキアVSTARはベンチポケモンの数に応じた効果力で相手をせん滅するデッキタイプです。
この型は大流行していたので、同じ構築でもデッキに加える最後の数枚に何を入れたか、1手1手のプレイングで何を行ったのかによって結果が大きく変わった、大会でした。
一方マスターリーグの優勝者はレジギガスデッキを使用しました。
レジロック、レジアイス、レジスチル、レジエレキ、レジドラゴを並べることで、
強力な特性を使用し、各色のポケモンで相手の弱点を突いたり、特徴的な効果のワザで完封をしたりするユニークなデッキです。
当時登場したてのデッキタイプだったため、このデッキの優勝は大きなインパクトを与えました。
マスターリーグでもうらこうさくパルキアのデッキタイプは非常に多かったため、そのプレイングを完全に読み切った優勝者のタクティクスが素晴らしかったのでしょう。
まとめ
さぁ、今年のジャパンチャンピオンシップスが間もなく始まります。
今年はどのような熱戦が繰り広げられるのか、今から楽しみです。