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ポケモンジャパンチャンピオンシップス2023結果

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2022年06月27日

はじめに

先日ポケモンジャパンチャンピオンシップス2023が行われました。

マスターリーグの激戦を制したのはミュウVMAXデッキでした。

もうずっと強いですねこのデッキは。
今回はコオリッポを採用したベンチ狙撃も手段に持つフュージョンデッキでした。

森の封印石登場以降の型としては大きく変化していませんが、ベスト4に入ったミュウVMAXデッキと比較すると、余分な要素を排除した純粋型のミュウVMAXデッキだったことが伺えます。
シンプルイズベストといった所でしょうか。

シンプルな構築のデッキはプレイヤーの腕の良し悪しがそのまま結果に繋がるため、今回の優勝者の方の練習量はいかばかりかと慮られます。

151発売後のミュウVMAXデッキ

さてこの大会はポケモンカード151の発売前に行われたため、診断の発売に合わせて環境も変化しています。

例えばミュウVMAXデッキの場合はスナッチアームという相性のいいグッズが増えました。

ミュウVMAXデッキはゲノセクトVの特性フュージョンシステムによってデッキを高速で回転させて、勝利に必要なパーツを集めていくデッキです。

そのため、1ターンに何度もフュージョンシステムを繰り返すことになります。
つまり捨てられる手札が多くないとデッキが停滞してしまうという現状が基本です。
パワータブレットやウッウロボのように低い条件で手札を減らすことができるカードが重宝されます。

スナッチアームもそうしたカードの1枚で、相手の手札を確認するピーピング効果と、相手のポケモンのカードをデッキの下に戻すハンデス効果があります。

スナッチアームの強力なところは、相手のデッキタイプを確認できる所と、
相手のポケモンをデッキボトムに戻してしまうため、相手をたねポケモン切れや、進化ポケモンがいない状態に追い込むことができる点です。

先行1ターン目にスナッチアームを使うことで、相手が展開する前に展開に必要なネオラントVやイキリンコexを山札に戻してしまったりすることで、相手の事故を誘発できます。

仮にスナッチアームで序盤の展開を制しきれなかったとしても、スナッチアームの効果は中盤以降でナンジャモやジャッジマンを打つタイミングを見計らうためにも使えます。
そしてここでフュージョンシステムの補助もできるためミュウVMAXデッキとは相性が良いのです。

特にVSTARポケモンをはじめとした進化デッキでは進化するまでの間にポケモンを手札に持っていなければならないため、スナッチアームの妨害が通りやすく、
ギラティナVSTARデッキのようなアクロマの実験やキュワワ―で上からカードをめくっていくデッキに対しては、デッキボトムにカードを戻すため完封してしまう可能性さえ秘めています。

ミュウVMAXデッキは強力な武器を新たに手に入れたといえるでしょう。

思えばミュウVMAXデッキも非常に息の長いデッキです。
強力なデッキはその分多くの人に長い間研究され、より強力になる傾向もあります。

今回のジャパンチャンピオンシップ2023の結果からもそれは明らかで、今後さらにこのタイプのデッキが考察されることは間違いないでしょう。
バトルVIPパスなどまだまだ高めのカードもありますが、初心者の方に勧めやすい評価の安定したデッキタイプにもなってきたのではないかなと感じています。

皆さんもデッキの研究を通して、自分なりの戦術・戦略を具現化していきましょう。自分なりの戦い方が生まれるとカードゲームはもっと楽しくなるはずです。

ご挨拶

皆さん改めまして、当ブログ記事を2021年8月より1年と10カ月執筆させていただいている徠徒です。

皆様のご愛読のおかげで、今日までブログ記事の執筆を続けることができました。本当にありがとうございます。

私事ではございますが、本業が多忙になり今回記事執筆の手を休めさせていただくことになりました。

楽しみに読んでくださる方がいる中、私のわがままを通してしまい誠に申し訳ありません。

記事を提供する場を用意してくださったフルアヘッド様、ここまで記事を読んでくださった皆様、そしてポケモンカードを愛する全ての方にお礼申し上げます。

またいつかポケモンカードの世界で皆様とお会いできることを楽しみにいたしております。

ポケモンカードの探求は続くったら続く……
ありがとうございました。

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