【初心者講座】デッキを回す構築の軸とは？
はじめに
みなさん、こんにちは！
ポケモンカードを始めて1か月くらいたった頃、今までスターターデッキや、ネットで見つけたデッキを使って対戦していた友人が言いました。
「自分でデッキ作ったから対戦しようぜ！！」
……結果……
「なんでや！！デッキがうまく回らない！」
※ “デッキが回らない”とは、手札に今あっても仕方がないカードばかりが来て、手札のリフレッシュもできずに、ただただ毎ターン１ドローをするだけの悲しい状態のことである。
ポケカでデッキを作ったことがある方はおそらく全員経験してきましたよね。
もちろん私も経験しました。
そう、好きなカードを詰め込めこんでも、デッキが回らなければ、好きなカードも上手に使ってあげることはできません。
そこで今回は、デッキを回す構築の軸をメリット、デメリットと共にいくつか紹介していきたいと思います！
デッキを回す構築の軸
�� ドローサポート軸
毎ターンのようにサポートカードを使って手札をリフレッシュしていく方法です。
非常にシンプルでわかりやすい方法ですね。「デッキ100」といったスターターデッキの多くはこの方法でデッキを回すように作られていま す。
「博士の研究」「マリィ」が最も一般的に使われているドローサポートです。
手札の大切なカードを残したいなら「ヒガナの決意」「セレナ」も有効です。
毎ターンポケモンが倒される非V主体デッキなら、「シロナの覇気」や「シバ」も有効です。
私の経験上、これらのカードが合計10枚ほど入っているとほぼ毎ターンドローサポートカードを使って、手札をリフレッシュしながら戦っていけます。
メリット
・デッキを回すために必要なカードがサポートカード10枚だけなので、他のカードを入れる枠が広く、組み合わせるデッキの幅も広い。
デメリット
・毎ターンドローサポートを使うので、「ボスの指令」といった他の強力なサポートカードが使えない。
�� ターボ軸
特性「ふしぎなしっぽ」のミュウや特性「かくしふだ」を持つかがやくゲッコウガ、グッズ「トレッキングシューズ」を使って、どんどん山札を引き、必要なカードを集めていく方法です。
かがやくゲッコウガの「かくしふだ」や「トレッキングシューズ」による山札を引いていく動きや、ミュウの「ふしぎなしっぽ」から、「クイックボール」を持ってくることで、「クロバットＶ」や「ネオラントＶ」を持ってくることで山札を引いていく動きが強力です。
ミュウやゲッコウガは「回収ネット」を使って手札に戻すことで、もう一度特性を使うこともできますね。
メリット
・高速で山を引いていくため盤面形成のスピードが速く、相手の準備がままならないまま攻撃を仕掛けていくことができる。
デメリット
・必要なパーツが多く、他のカードを入れる自由度が低い。
・山を引きすぎるためLO（山札切れ）になる可能性も高い。
�� ロスト軸
特性「はなえらび」のキュワワーとサポート「アクロマの実験」でロストゾーンにカードを貯めながらデッキを回していく方法です。
これらのカードと共にかがやくゲッコウガの「かくしふだ」を使って山札を引いていくことで、よりデッキが回りやすくなります。
こちらも、「回収ネット」でキュワワーやかがやくゲッコウガを手札に戻すことで、特性をもう一度使うことができます。
メリット
・ロストゾーンにカードを送ることでグッズ「ミラージュゲート」により急速なエネルギー加速が可能になるため、後半の育成がスピーディーに行える。
デメリット
・大きく山札を引けるサポートは「アクロマの実験」だけなので、他の構築と比べると安定性に欠ける。
・デッキを回しながら、「ミラージュゲート」を使用できるメリットが大きいため、ワザに必要なエネルギーが単タイプのポケモンがメインになる「ミラージュゲート」と相性の悪いデッキには不向き
�� うらこうさく軸
メッソンからジメレオン、ジメレオンからインテレオンに進化した際に使える特性「うらこうさく」を使ってデッキを回していく方法です。
特性「うらこうさく」は山札からトレーナーズを選んで手札に加えることができるので、その時に必要なサポートやグッズを持ってくることができます。
メッソンが場に出ていれば、レベルボール、しんかのおこう、ハイパーボールといったカードがジメレオンに変わるので、高確率で「うらこうさく」につなげることができます。
また、「回収ネット」を使うことで、再び育成しなおすことができるので、「うらこうさく」も何度も使うことが可能となります。
メリット
・その場その場で必要なカードを確定で持ってくることができるので、やりたい動きが叶いやすい（再現度が高い）
デメリット
・「うらこうさく」ラインのポケモンだけでなく、そのポケモンを連れてくるボール類など、必要なパーツが多く自由な枠が少ない。
・持ってこられるカードの自由度が高いため、プレイ難易度が高い。
�� その他特性を使った軸
ビーダル軸
ビーダルの特性「はたらくまえば」を使って山札を引いていく方法です。
デッキに組み込みやすく、毎ターン手札の補充が可能なので、初心者の方にもっともおススメしたい軸になります。
「やりくり」「とりひき」「リファイン」軸
チラチーノ、レパルダス、キルリアの特性で山札を引いていく方法です。
トラッシュにカードを送りながら戦うデッキと相性が良いといえます。
フュージョンシステム軸
ゲノセクトVの特性「フュージョンシステム」で山札を引いていく方法です。
ミュウVMAXのデッキをはじめとした、「フュージョン」のポケモンのデッキに採用されます。
まとめ
今回は、初めてデッキを作る際に役に立つであろう、デッキを回す構築の軸をいくつかご紹介してきました。
多くのデッキはここで紹介したものや、これらを組み合わせて構築されていると思うので、是非デッキを組む際は参考にしてみてくださいね！
