【サポート無し!?】闘エネ加速とその代償
はじめに
みなさん、こんにちは!
ポケカ新弾「パラダイムトリガー」が発売されて1週間、楽しんでおられますでしょうか?
早速、大会でルギアVSTARのデッキや、「森の封印石」入りミュウVMAXデッキが好成績を残しているところを見ると、やはり今弾は強力なカードがもりもり収録されていたことがうかがえますね。
そんな中、実は「とあるタイプ」がひっそりと強化されていたのをご存じでしょうか?
それが、「闘タイプ」です。
闘タイプは今までれんげきウーラオスVMAXやいちげきウーラオスVMAXのデッキなどが活躍してきました。これらのカードがなぜ強力だったのかというと
「エネルギー加速が容易」
だったことがあげられます。
れんげきウーラオスVMAXは、「れんげき」のポケモンであるため闘タイプ2つ分になる「れんげきエネルギー」をつけることができます。いちげきウーラオスVMAXは、ヘルガーの特性「いちげきのほうこう」によって「いちげきエネルギー」を加速することができます。
このような「れんげき」や「いちげき」のポケモン以外の闘ポケモンのエネルギー加速手段は、ギャンブル性の高いサポートカード「サイトウ」くらいしか存在しませんでした。
しかし、今弾で闘タイプのエネルギー加速を特性で行うことができるポケモンが登場しました!
…代償はありますがね…
ネンドール
このネンドールの特性「ミステリーチャージ」は、ある条件を満たせば、自分の番に1回トラッシュから闘エネルギーを自分のポケモンに付けることができます。
その条件は「トラッシュにサポートが1枚もないこと」です。
トラッシュにサポートがない…つまり、サポートを使っていると、この特性を使うことができないということです…。
これは…なんと大きい代償でしょうか…。
今回は、このネンドールを上手に使うために、相性の良いカードを見ていきましょう!
相性の良いカード
イシヘンジン
【闘無無】で使えるワザ「ミステリープレス」は、トラッシュにサポートがないなら190ダメージ出すことができます。「こだわりベルト」をつけると、220ダメージとなり、多くのVポケモンを一撃で倒すことができる威力になります。
サポートがトラッシュにないという、ネンドールと同様の条件のため、ネンドールと一緒に使いやすいカードですね。ツインエネルギーと闘エネルギーの2枚で起動することができるのですが、もしツインエネルギーが引けなくても、ネンドールの「ミステリーチャージ」と合わせることで簡単に起動が可能になります。
たねポケモンで毎ターン190ダメージをだせるのは非常に優秀と言えますね。
ガラル サンダー
【闘闘無】で使えるワザ「ザッパーキック」は、70ダメージ与えながら、エネルギーを全てトラッシュするなら相手のバトルポケモンをマヒにすることができる効果があります。
相手を確定にマヒにできる効果はとても強いのですが、エネルギートラッシュがネックでした。しかし、ネンドールの「ミステリーチャージ」によって、トラッシュの闘エネルギーを場のポケモンに付けることができるので、永遠に相手をマヒにし続けることができるようになりました。
また、「ザッパーキック」で70ダメージを与えながら相手をマヒにすることで動けなくし、次のターンにイシヘンジンの「ミステリープレス」を使うことで、70+190で260ダメージまでだすことができるようになります。ガラルサンダーかイシヘンジンに「こだわりベルト」がついていれば、290ダメージになるので、VSTARポケモンでも倒すことができますね!
逃げるエネルギーがないのも非常に優秀です。
ビーダル
サポートカードを使うことができないので、「博士の研究」や「マリィ」といった強いドローカードを使うことができません。
ですので、ドローはポケモンの特性に任せるのがよいかもしれません。
毎ターン安定してドローができるビーダルがよさそうです。
ザクロ
サポートカードは使えないといいましたが、ザクロだけは少し違います。
ザクロは、使うと闘タイプのポケモンのワザの威力が+30されるのですが、ザクロがトラッシュにあるときに、手札を2枚トラッシュすると手札に戻すことができます。
つまり、トラッシュのザクロは手札に戻るので、「トラッシュにサポートがない」という条件は満たせるため、「ミステリーチャージ」を使うことができるのです。
また、手札から2枚トラッシュすることで、ビーダルの「はたらくまえば」を強く使うことができるので、そちらとの相性も非常によいものとなっていますね!
まとめ
今回は、闘エネルギーを加速することができる珍しい特性を持ったネンドールについてみてきました!
サポートを使えないことはポケカ対戦において非常に厳しいものがあります。しかし、それを乗り越えた先に待っている「闘エネルギーの加速」を是非味わってみてくださいね!