【カード比較】特性ロック
はじめに
みなさん、こんにちは！
ポケモンカードゲーム、新弾「スカーレットex」「バイオレットex」が発売され、もうすぐ１か月が経とうとしております。
新たにポケモンexが登場し、環境もがらりとかわりましたが慣れましたでしょうか？
私は、未だにミュウの「ふしぎなしっぽ」でポケモンのどうぐ「こだわりベルト」を持ってきてしまいそうになります。
さて、新環境になってもポケモンカードにおいて、「特性」の重要さは変わりませんね。
「ワザ」とは違い、自分の番が終わることなく相手にダメカンを乗せたり、サポート権を使わずに山札を引いたりと、強力な特性はたくさんあり、今のポケカデッキはこの「特性」によって成立しているものも多く存在しています。
この「特性」を止めてしまうポケモンが新弾「バイオレットex」で登場しました。
それがこのクレッフィです。
特性「いたずらロック」は、このポケモンがバトル場にいるかぎり、おたがいの場のたねポケモンの特性（「いたずらロック」をのぞく）は、すべてなくなる効果を持っています。
なんだか今の環境に刺さっている気がしますね…
そこで、思い出してください…ほかにも似たような効果を持つカードがありましたね。
そう、このエンペルトVと、スタジアム「頂への雪道」もクレッフィ同様、特性を止めてしまう効果を持ちます！
今回は、この３枚の「メリット」「デメリット」を挙げながら、比較していきたいと思います！
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クレッフィ
クレッフィの特性「いたずらロック」は、「このポケモンがバトル場にいるかぎり、おたがいの場のたねポケモンの特性（「いたずらロック」をのぞく）は、すべてなくなる」という効果です。
「たねポケモンの特性がなくなる」ので、環境でよく見る以下のようなカードの強力な特性を止めることができます。
ただ、効果の範囲が「おたがいの場」なので、こちらも上記のようなポケモンの特性は使えなくなることを忘れてはいけません。
また、「たねポケモンの特性」がなくなるので、進化ポケモンの特性はとまりません。
発動条件は、「クレッフィがバトル場にいること」です。つまり、他のポケモンで攻撃して番が終わると、クレッフィはバトル場にいないことになります。
クレッフィ自体が攻撃すると問題ないのですが、クレッフィのワザは10ダメージしか与えることができません。つまり、攻撃と特性ロックの両立は難しいと考えられます。
HP70の超タイプポケモンなので「レベルボール」「霧の水晶」といったサーチカードに恵まれている点は優秀ですね。
また、普通のポケモンなので、倒されてもサイドを１枚しかとられません。
上記のことをまとめると
〇クレッフィのメリット
・サーチが楽
・倒されてもサイドが１枚しかとられない
〇クレッフィのデメリット
・進化ポケモンの特性はとめられない
・こちらも特性がとまる
・特性は止まるが、こちらもまともに攻撃ができない
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エンペルトV
エンペルトVの特性「エンペラーアイ」は、「このポケモンがバトル場にいるかぎり、相手の場のたねポケモン（「ルールを持つポケモン」をのぞく）の特性は、すべてなくなる」という効果です。
クレッフィと同様、「たねポケモン」の特性を止めるのですが、「ルールをもつポケモンをのぞく」ため効果範囲は一気に狭くなってしまいます。
しかし、この特性は「相手の場」にしか効果が表れないので、一方的に相手の特性を止めることができます。
特性の発動条件は「このポケモンがバトル場にいる」ということで、
クレッフィと同じかと思いきや、エンペルトVは130ダメージを与えるワザを持っており、さらにエネルギーバトンもできる効果があります。
つまり、攻撃しながら特性ロックができるという点が優秀です。
たねポケモンなので、場には出しやすいですが、クレッフィほどではありません。
また、ポケモンVなので倒されるとサイドを２枚とられてしまいます。
これらをまとめると
〇エンペルトVのメリット
・相手の特性を一方的に止められる
・特性を止めながら攻撃できる
〇エンペルトVのデメリット
・特性を止められるポケモンが限定的
・倒されるとサイドを２枚とられる
その�� 頂への雪道
頂への雪道
スタジアム「頂への雪道」は、「このスタジアムが場に出ていると、「おたがいの場の「ルールを持つポケモン」の特性は、すべてなくなる」という効果です。
「ルールをもつポケモンの特性がすべてなくなる」ので、このような進化ポケモンの特性も止めることができます。
ただし、こちらの場にも効果があるので、自身も特性が使えなくなる点には注意です。
スタジアムなので、クレッフィやエンペルトVのように、バトル場のポケモンを固定せずに、好きなポケモンで攻撃しながら特性を止めることができますね。
相手の番にスタジアムを貼りかえられると簡単に特性ロックが解除されてしまうので、相手の手札干渉をしながら使えると強力ですね。
ポケモンと違いサーチの手段が少ないので、欲しいという場面で手札にない場合も往々にあります。
これらをまとめると
〇頂への雪道のメリット
・特性を止めるポケモンの範囲が広い
・特性を止めながら攻撃できる
〇頂への雪道のデメリット
・こちらの特性もとまる
・スタジアムを貼りかえられるだけで効果がなくなる
・サーチが困難
まとめ
今回は３枚の「特性を止める」カードを比較してみました。
一長一短で、おもしろいですね！
私なりに簡単に相性のよさそうなデッキタイプをまとめました。
・クレッフィ
→準備に時間がかかるタイプのデッキ。LOを目指すデッキ。
・エンペルトV
→水エネルギー主体のデッキ。れんげきエネルギー採用のデッキ。
・頂への雪道
→自身がルールを持つポケモンの特性に頼らないデッキ。
自身のデッキタイプや環境で流行っているデッキタイプを考慮して、何を採用するか考えていけると、さらにポケモンカードゲームが楽しくなりますね！
